 |
十日町は、新潟県の南部、魚沼地方に位置する四季折々の自然が
美しい「雪と着物」の町として、名を広めております。 |
| |

昔、豪雪に閉じ込められた冬期間、家の中で糸をつくり織物を織る仕事こそが、この地方の女性たちの唯一の生業でありました。また、豪雪地の豊かな雪どけ水を染料用水として利用するとともに、糸や布を雪さらしという独特の方法で漂白するという製法に雪が不可欠であったことを物語っています。 |
|
 |
十日町織物の歴史は古く、1500年以上も昔の飛鳥・天平のころより「越後布」の産地として発展してきました。江戸時代末期以降、十日町は麻から絹への素材の転換を遂げて、現在の基礎を築きました。明治20年頃、薄くて軽い蝉の羽のような「明石縮」が開発されると、全国的に普及しこれによって十日町は、絹織物の産地として飛躍的な成長を遂げます。
今日の産地の全貌を形づくる決定的な役割を果たしたのが、昭和30年代後半から始められた染め商品への進出です。
工場制一貫生産という他の着物の産地には類例のない生産システムを確立することで、それまで京友禅の独壇場だったフォーマル着の市場にも本格参入し業界の中で独自のポジションを獲得することとなります。 |
 |
すべてが白銀に包まれる冬。「雪を敵にせず、友としよう」という発想で、昭和25年に日本で最初に始まった雪の祭典が「十日町雪祭り」です。 |
|